2008年12月01日

“変な”単語の話 その3

「二人だけでは危ない」という周囲の大反対を押し切って
ドイツ人のモニカとモロッコへの旅を断行したのは、1997年の春。
その直後、異空間で波乱万丈の日々を過ごした興奮も覚めやらぬ中、
私は日本に一時帰国しました飛行機

伊丹空港の到着ロビーに母と弟の姿を見つけた私は、
山のように高くそびえるバックパックを背中に、大きな布袋を引きずって、
懐かしい家族のもとへ。

ついに感動の再会シーンかexclamation&questionと思いきや、
なぜか二人とも私に全く気づかぬ様子。
「ただいま。」と見上げる姉に、弟は
「え〜〜〜っ?!もしかしてオネエちゃん?外人か思った。」

確かに“オネエちゃん”は
サハラ砂漠を探検するキャラバンツアーに参加したせいで
真っ黒に日焼け。
現地調達した服やアクセサリーが異国情緒を添え、
もはやoddの域をはるかに超えるbizarre(異様な)なオーラを醸しだしていたのです。
あれから10年、
モニカも今では(彼女自身の言葉を借りれば)“窮屈な銀行員”。
大都会で安定した生活を送る彼女から
「あの旅が懐かしい」と時々メールが届きます。


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posted by 谷崎 at 17:47| “変な”単語の話